嚥下内視鏡検査

食べ物を歯で咀嚼して飲み込み、食道へと送り込む一連の動作を嚥下と言います。そのプロセスのいずれかに障害がある状態を嚥下障害と言います。

無理なく咀嚼・嚥下が出来ているのか、障害があるとするのかを調べる検査の一つに嚥下内視鏡があります。

この検査は、鼻咽腔ファイバーという内視鏡を鼻から咽頭へ入れ、食べ物の飲み込む嚥下の様子を観察するというものです。実際の食事のシーンで直接嚥下に問題が無いか見る事が出来ます。

検査に使用する食品は、普段食べているものを使い、食品がどのくらい噛まれているのか、どのくらい唾液と混ぜ合わされているか、また口から喉に流れてきた食塊(噛んで飲み込めるようになった状態の食品の塊)を実際に見る事が出来ます。

これによって唾液、喀痰の貯留、食物を飲み込んだ後の咽頭内への食べ物の残留の有無が期間へ流入(誤嚥)などを確認できます。

また、嚥下に影響を与える声帯の動きも評価する事が出来ます。

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